「朝に日光を浴びると健康において効果的である」ということを聞いたことがないでしょうか？実は肥満防止やガン予防までできるというから驚きですね。今回は朝の日光の効果について、調べてみました。体内にどのような変化があるのか、調査しました。
朝に日光で肥満防止の効果がある！？
アメリカにて「朝に日光を浴びると体型がスリムになる」という研究の結果が発表されて、大きな話題となりました。研究結果によれば、肥満度を表すBMI値が低い方ほど、朝の日光を浴びる時間が早かったといいます。
朝の早い時間帯に日光を浴びることによって、体内時計が正常に働いて、結果的にエネルギーのバランスが整うのですね。早起きをして日光を浴びるだけで、痩せやすくなるということが分かりました。色々なダイエットがありますが、これはただ朝に日光を浴びるだけなので、とても簡単ですね。
朝に日光でガン予防もできる！？
皮膚が太陽光にさらされるとビタミンDが生成されます。ビタミンDは骨の健康に欠かすことができないのですが、体内のビタミンDを正常レベル以上に保つことで、大腸がんや乳がん、前立腺がんなどの発症率が低下することが分かっています。
また血液中のビタミンDの濃度が高い人ほど、様々な病気にかかりにくいことも知られています。ビタミンDには免疫機能を助ける働きがあるので、このような効果を期待することができるのですね。
朝に日光で目覚めも良くなる！
太陽光が目に入ると、体内で睡眠ホルモンであるメラトニンが分泌がストップするので、朝起きてすぐに日光を浴びると、頭がすっきりすると言われています。朝起きてからすぐに日光を浴びるのが、効果的です。
またこのメラトニンですが、太陽光が目に入ってから約15時間前後経たないと、再び分泌されることがありません。朝に日光を浴びることによって、日中も眠くなりにくい効果があるのですね。
朝に日光で睡眠の質も向上！
夜になれば、再びメラトニンが分泌されます。そのため、夜になれば自然に眠くなりやすいのですね。日中眠くならないことによって、夜にしっかりと眠ることができます。睡眠の質が向上しやすくなるというのが、朝に日光を浴びる効果として挙げることができます。
朝に日光はうつ病予防にも効果的！
冬になると「冬季うつ病」というものが発症する方がいます。これは冬に日光を浴びることが不足することによって起こるうつ病の一つです。日射量が不足することによって、気分が塞ぎ込んだりするのですね。
体内には「幸せホルモン」と呼ばれる「セロトニン」というものがあります。このセロトニンが不足すると、心のバランスが崩れやすくなります。日射量の少ない地域では、このセロトニンが不足している人が多くなり、その不足が原因となるうつ病の症例が数多く、報告されています。
冬は日射時間が短いので、なかなか日光を浴びる機会が少なくなります。しかし「冬季うつ病」を予防するためにも、できるだけ積極的に外出して、太陽光を浴びるように心がけましょう。日光浴の習慣をつけておくことがおすすめです。
まとめ：朝に日光を浴びる利点とは？
・肥満防止の効果が期待できる
・ビタミンDが生成されるので、ガン予防や様々な病気の予防に役立つ
・目覚めが良くなり、日中も眠くなりにくくなる
・睡眠の質も向上する
・冬季うつ病の予防のために朝に日光を浴びることはおすすめ
このように朝に日光を浴びることは、体内においてとても良いことが分かりました。様々なメリットがあるので、是非、朝に日光を浴びてみてくださいね。病気になりにくくなることや肥満防止などにも役立ちます。日光浴の習慣を是非、この機会につけてみてはいかがでしょうか？
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