インフルエンザの予防接種は感染の程度を下げるって本当なの?

健康

インフルエンザの予防接種を打とうか迷っている方もいるのではないでしょうか?予防接種を打っても、インフルエンザに感染することがありますね。

そのようにインフルエンザワクチンは感染を完全に抑えることはできません。しかし、もしインフルエンザにかかった時に、肺炎などの合併症になるのを軽減する可能性があります。そのため、お年寄りや妊婦さんにインフルエンザの予防接種は推奨されています。

そのように今回は、インフルエンザの予防接種について、まとめてみました。

 

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インフルエンザの予防接種を打つ時期と効果は?

インフルエンザは毎年、12月から3月頃に流行します。そのため、11月中には打っておいた方が良いでしょう。ワクチンの効果は注射を打った後、2週間程度で発揮します。そして5ヶ月程度、その効果は続くと言われています。

ワクチンを打つことによって、インフルエンザに感染しないの?という疑問もよくあるのですが、ワクチンでインフルエンザに感染することはありません。ワクチンはインフルエンザの働きをなくしているので、安心して打つことができます。

 

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インフルエンザワクチンの種類について

インフルエンザはA型やB型など、種類が色々ありますね。そのため、型が違う場合、インフルエンザの予防接種を打っても意味がないのでは?という指摘があります。

インフルエンザの流行するタイプが毎年違うので、どのタイプが流行るのか毎年WHOが予測しています。それに基づいて、日本でも研究機関が検討し、ワクチンのタイプは決定されます。特に指定がない場合は厚生労働省が認可したワクチンが接種されます。

肝心のタイプが違うと意味がない?という疑問ですが、意味がないことはありません。例え、インフルエンザの種類の予測が外れたとしても、50~60%は予防効果があったという報告があります。型が違う場合、効果は薄れますが、それなりの効果はあるのですね。

 

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インフルエンザの予防接種を打つべき理由とは?

感染を完全に防ぐことはできませんが、先述したように合併症の可能性を下げてくれます。インフルエンザが大流行した際に、死亡した方の理由として、細菌の二次感染による肺炎が挙げられました。この合併症が危険なので、予防接種が推奨されています。

またインフルエンザへの感染の程度も下げることができますし、重症になりにくくなります。よく予防接種を打った方が、程度が軽くて済むというのは本当なのです。

インフルエンザに感染しても、薬があるから平気という考えの方もいます。しかし実際に感染してしまうと、高熱で苦しみますし、5日間は学校や会社を休む必要があります。感染しにくくするためにも、予防接種が推奨されています。

 

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インフルエンザの予防接種を打った方が良い人って?

まずは高齢者です。あとは幼児も推奨されています。妊婦さんも同様です。インフルエンザは一人が感染すると、周囲に感染が広がりやすい病気です。そのため、高齢者、幼児のいるご家庭では、家族全員でインフルエンザの予防接種を打つことがおすすめです。また教員など、感染を広げやすい方も予防接種を打った方が良いでしょう。

 

インフルエンザの予防接種と感染についてのまとめ

・インフルエンザの予防接種は11月中に接種するのがおすすめ

・予防接種を打って、インフルエンザに感染することはない

・型が違くても、予防接種の効果はある

・予防接種は合併症の危険性を下げるためにも推奨されている

・特に高齢者や幼児、妊婦は予防接種を打った方が良い

 

インフルエンザの予防接種は毎年打つという人と、全く打たないという人がいます。しかし予防接種を打つメリットは沢山あります。もし自分が感染して、周囲に感染させてしまったら大変です。自分のためにも、周囲のためにもインフルエンザの予防接種は必ず打つようにしましょう。

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