食事を食べる順番を変えるだけでダイエット効果があるって本当?

健康

食べる順番ダイエットというのをご存知でしょうか?食事の順番を変えるだけで、ダイエットの効果があるというものですね。そのように食事は食べる順番がとても大切です。どのように食事をすれば良いのか、今回は調べてみました。

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炭水化物を最初に食べるのはNG

 

食事の最初に炭水化物を食べている人はいないでしょうか?ご飯やパン、麺類などの炭水化物を初めに食べると、血糖値が急激に上がります。血糖値を下げるインシュリンが必要以上に分泌されてしまいます。インスリンは余ったブドウ糖を脂肪に変える働きがあるので、体脂肪が溜まりやすくなります。

一方で食事の最初に食物繊維の多い野菜などを食べると、血糖値は穏やかに上昇します。インスリンも必要以上に分泌されることがないので、炭水化物を最初に食べる時より体脂肪が溜まりにくくなります。

よく炭水化物抜きダイエットが流行っていますが、抜く必要はありません。ダイエットで大切なのは、食べる順番なのです。食べる順番を変えるだけで、ダイエットの効果が期待できます。

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食事を食べる順番はコレがおすすめ!

  1. 水溶性食物繊維の多い野菜、海藻類

水溶性食物繊維が多い野菜として挙げられるのが、ごぼうやにんじん、オクラ、ブロッコリー、枝豆ややまいもとなっています。

海藻類はわかめやひじき、昆布、もずくなどが挙げられます。

食物繊維をよく噛んで、たっぷり食べることがダイエットでは大切です。消化の吸収スピードが遅くなったり、血糖値が穏やかに上昇したり、栄養バランスが整うなどの効果があります。

  1. 肉類や魚介類、乳製品や大豆製品などのタンパク質

肉より魚や大豆製品などを最初に食べるのがおすすめです。

  1. ご飯類、パン類、麺類などの炭水化物

最初から大盛りなどにはせず、おかずの量と相談して食べるようにしましょう。

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よく噛んでゆっくり食べる効果とは?

食べる順番を変えたら、食事をよく噛んで、ゆっくり食べるようにしましょう。食べる順番を変えたものの、何の効果もないという場合、食べるスピードが速い可能性があります。

野菜を食べ始めてから、炭水化物を食べるまで、最低でも10分かけるのが良いと言われています。時間をかけてゆっくり食べると、満腹中枢が満たされます。食事の量が減るので、ダイエットに効果的なのですね。腹八分目で済むので、自然に体重が落ちるようになります。

噛む回数を増やすためには、パンやパスタなどより、ご飯の方がおすすめです。ご飯は粒食なので、自然と噛む回数が増えます。また噛み応えにも着目していきましょう。少し固めの食感にすると、噛む回数が増えていきます。具材を大きめに切るのもポイントです。調理の際に是非、気を付けてみてください。飲み込みそうになったら、あと10回噛むことを心掛けましょう。

食事の食べる順番のまとめ

・食事の最初に炭水化物を食べると急激に血糖値が上がる

・食事の最初に野菜などを食べると緩やかに血糖値が上がる

・食事は食物繊維の多い野菜や海藻類を最初に食べる

・食事の一番最後に炭水化物などは食べる

・食事はよく噛んで、ゆっくり食べる

食事は自分の好きなものから食べたいという方もいるでしょう。しかしダイエットの効果を高めるためには、最初に野菜や海藻類、次にタンパク質、最後に炭水化物を食べるのが鉄則です。食べる順番を変えたら、ダイエット効果を高めるためにも、ゆっくりとよく噛んで食べるようにしましょう。この2つを守るだけで、ダイエットが成功しやすくなります。

食事の食べる順番をこのようにすることは、糖尿病の患者さんであったり、生活習慣病の人にもおすすめされています。健康は何より大切なことです。楽しい食事を食べる順番を変えることで、より楽しくしていきましょう。

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