皆さんは朝食はいつも何を食べていますか?ただ何となく、その日の気分で食品を選んではいませんか?もしそうなら、次から血糖値に注目して、朝食のメニューは選んでみてはいかがでしょうか?今回は血糖値を上げやすい食品や、朝食で積極的に摂取したい食品についてまとめてみました。
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朝食でNGな食品(1)菓子パン
菓子パンは手軽に食べることができて、忙しい朝にぴったりですよね。ただバターやチョコレートなどがたっぷりな菓子パンには注意が必要です。朝は血糖値が急上昇しやすく、栄養素が糖質や脂質に偏りやすくなります。そんな時こそ、菓子パンだけでなく、他のものも一緒に食べたいですね。
菓子パンをもし食べるなら、それにプラスしてスープやおかずなどで栄養バランスを整えましょう。菓子パンを2つ食べるなら、それを1個にして、他のものでお腹を満たすのがおすすめです。
タンパク質をプラスするなら、牛乳や目玉焼きなどをプラスしてみましょう。またパンでも、菓子パンではなく、サンドイッチならレタスやトマト、きゅうりなどの野菜も摂取することができます。
朝食でNGな食品(2)グラノーラ
グラノーラは何となく栄養もあって、こちらも手軽に食べることができるので、朝食の人気メニューです。しかし甘いグラノーラはやはり血糖値が急激に上がりやすいです。グラノーラだけでなく、甘いシリアルも同様です。
血糖値が急激に上昇すると、それを下げようとしてあっという間にお腹が空いてしまいます。朝食はこれから1日活動するということもあるので、腹持ちの良いものを是非、選んでいきたいですね。
朝食でおすすめな食品(1)食物繊維の多い食べ物
食物繊維の多い食品は、腹持ちも良く、血糖値が激しく上下するということがありません。そのため、朝食にはぴったりなのですね。食物繊維の多い食品として挙げられるのが、オーツ麦や穀物などです。もしご飯を食べるなら、白米ではなく、玄米や雑穀米などを選ぶのも良いでしょう。
また豆類や野菜、きのこ、海藻類も食物繊維が豊富です。これらもおかずの1品として、朝食のメニューに取り入れられると良いと思います。食物繊維はお腹の中で膨らむ性質があるので、腹持ちが良く、お腹が空きにくくなっています。
朝食でおすすめの食品(2)タンパク質
タンパク質も朝食では積極的に摂取していきたいですね。例えば、オムレツと全粒粉のパンだけでも、タンパク質と食物繊維を摂取することができますよ。他にもギリシャヨーグルトとオートミールなども良いですね。
【番外編】朝食は食べた方がいいの?食べない方がいいの?
朝食は食べた方が良いという意見と、食べない方が良いという意見があります。ただ血糖値の観点から見ると、朝食は抜かず、食べた方が良いと言うことができるでしょう。
朝ごはんを食べないで、食事が夜型になってしまうと、体重が増えやすくなったり、血糖や脂質などの代謝にも影響があることが分かっています。
食べる時間が遅くなることは、健康面で良くありません。夕食は遅くても21時くらいまでには済ませて、朝食は美味しく食べていきたいですね。
まとめ:朝食で血糖値を上げる食品、上げない食品とは?
・菓子パンは血糖値が急激に上昇しやすいので注意
・栄養バランスも考えて、菓子パンだけでなく、他の食品も追加して食べる
・グラノーラ、シリアルも血糖値が上がりやすい食品である
・食物繊維の多い食べ物が朝食にはおすすめ
・タンパク質も積極的に摂取すること
このように朝食は血糖値を上げないような食べ方がおすすめです。是非、食物繊維やタンパク質を積極的にメニューに取り入れてみてください。朝食はゆっくりと時間をかけてよく噛んで、栄養のあるものを食べる習慣をつけていきましょう。
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