手洗いをしっかりとすることで、細菌から身を守ることができます。特に外出から帰宅した時には、手洗いはきちんと行いたいものですよね。ただ、手洗いはやや面倒という方もいるかもしれません。ただ何となく手洗いをしている方もいるでしょう。
そのような方のために、今回は効果的な手洗いの洗う順番について、詳しく調べてみました。どの順番で洗うのが細菌を減らすために効果があるのか、ご紹介していきます。
手洗いの基本(事前準備)
まずは袖をまくります。そして時計や指輪は外すようにしましょう。指輪をしたまま、手を洗う方も多いと思いますが、細菌をきちんと洗い流すためにも、指輪は必ず外して、手を洗うようにします。
また爪にも細菌が溜まりやすくなります。爪はいつも清潔であるように、切っておくようにしましょう。またすすぐ時には、洋服や床などに水が飛び散らないように、注意しましょう。
手洗いの基本(洗う順番)
まずは手を濡らしていきます。そして石鹸をつけていきましょう。手の平でよく擦るようにします。手の甲ももう片方の手の平で擦っていきます。反対も同様にしていきましょう。
指を組んで両手の間をよく擦ります。指の間は特に入念に行うようにしましょう。親指をもう片方の手で包み込むようにします。指先や爪などを両手、擦っていきます。
両手首まで丁寧に擦りましょう。そして流水にて、石鹸をよく流していきます。最後にハンカチやタオルなどで水気を切って、手洗いは終了です。
汚れが残りやすいのはココ!
指先や爪の間、指の間、親指の周り、手首、手のしわなどには汚れが残りやすくなると言われています。その部分は、しっかりと手を洗わないと、洗い残してしまいやすい箇所です。そちらを入念に洗うようにしましょう。
手洗いで注意することとは?
正しい手洗いとして、手首まで洗うということが挙げられます。手、全体をしっかりと洗っていきましょう。また清潔なタオルにて、最後に水気を取ることも大切です。最後に細菌のついているハンカチ、タオルなどで手を拭いたら、意味がありません。ペーパータオルなどなら清潔感があり、安心です。
また薬用石鹸は除菌効果のあるものが、おすすめです。洗い残しのないように丁寧に洗っていきましょう。最低でも1分以上、手洗いはすることが必要です。
手洗いでなく、アルコール除菌じゃダメなの?
アルコールなどで手軽に消毒ができるようになりました。しかし、アルコール除菌だけでは、不十分だと言われています。消毒効果はあまり期待することができません。
あくまでもしっかりと手洗いをし、細菌を洗い流した後で、仕上げとしてアルコール除菌類を使用することがおすすめです。水で洗い流すことによって、細菌やウイルスは大幅に減少することが分かっています。何より、手洗いが大切ですので、念入りに行うようにしましょう。
手洗いで細菌を減少させる洗う順番とは?まとめ
・指輪は外して手は洗うようにする
・指先や爪の間は汚れが溜まりやすいからしっかりと洗うようにする
・手を洗い終えた後には、清潔なハンカチ、タオル、もしくはペーパータオルなどで手を拭く
・手洗いは最低でも1分以上する
・アルコール除菌も良いが、基本は手洗いをすること
冬はノロウイルスやインフルエンザ、風邪などが流行りやすい時期です。そうした病気にならないようにするためにも、手洗いはこまめに、しっかりと行っていきたいですね。感染症の多くが、ウイルスに触れた人の手を介して、感染が拡大していきます。
手洗いを習慣とすることが、感染予防の第一歩です。いつも健康でいるためにも、手洗いの基本は押さえておきたいですね。外出後、食事の前には必ず手洗いをするようにしましょう。
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