ドラムが欲しい、けどお金もないし、置く場所もないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?ドラムを自宅で作ることができたら、きっと楽しいですよね。今回は箱ドラムの作り方について、ご紹介したいと思います。
ドラムっぽい箱?「カホン」の材料
ドラムのような音を出す楽器に「カホン」というものがあります。ドラムを作るのは難しいですが、この楽器なら手軽に作ることができます。ドラムセットは値段が高いですし、持ち運びも大変ですよね。しかし「カホン」は安く簡単に作ることができるのが、嬉しいポイントです。
材料はまずはベニヤ板1枚を用意していきます。厚さは4mm程度のもので、910×300mmが400円程度で購入することができます。こちらのベニヤ板を450×300mmの2枚に切り分けてもらいましょう。
またMDFボードを1枚ずつ用意します。こちらは厚さが12mmのものを910×300mm用意してもらいます。800円程度で購入することができます。こちらを432×300mmの2枚に切り分けてもらいます。
さらに底部と上部用に9mmを910×300mm用意します。こちらは600円程度で購入することができます。また適当な大きさの端材もあると良いですね。あとは木ねじも必要です。サラ型を用意しましょう。
そしてスナッピーも必要です。こちらは楽器店などで購入できます。他にはゴム底脚を4個入り、ねじ付きを200円程度で購入しましょう。ニスはあってもなくても大丈夫です。このように全部を購入すると、3,000円前後となります。
「カホン」を作る際に必要な道具
・ドライバー(プラスのもの)
・キリ
・L字定規
・糸のこぎり
・コンパス
・ボンド
・棒やすり
・ニッパー、もしくはペンチ
・ハケ(あれば)
「カホン」の作り方とは?
まずは箱の枠を作っていきます。上面と底面の穴を開ける位置に寸法をはかって、マーキングをしていきます。そのマーキングした位置にキリで軽く穴を開けていきます。そしてボンドを接着面に塗ります。最後にねじで板を固定します。
ゴム底脚を次に作っていきましょう。キリで穴を開けて、ねじを固定します。それが終わったら、打面を貼り付けます。穴を開ける位置の寸法を測って、マーキングをしましょう。そしてキリで穴を開けていきます。取り付ける面にボンドをつけて、ねじで固定します。
スナッピーの取り付けに移ります。ニッパーなどでスナッピーを半分に切りましょう。角材にスナッピーを固定していきます。スナッピーをつけた角材と、上部の板を固定します。
打面の裏側を作ります。裏面の寸法を測って、マーキングしましょう。糸のこぎりで切って、棒やすりで削っていきます。裏面を貼り付けて、ほぼ完成です。
最後に面取りとペーパーがけをしましょう。あとは好みに応じて、デザインを考えていきます。世界で一つだけの、自分だけの楽器ですので、マスキングテープなどで可愛く、かっこよくデコレーションしたいですね。またニスを塗る方は、最後に塗ってみてください。
まとめ:箱ドラム「カホン」の作り方
・箱の形をした、ドラムのような音がでる楽器が「カホン」である
・材料費は3,000円程度と格安で、簡単に作ることができる
・材料はホームセンターや楽器店で購入することができる
・最後にデコレーションをすると、世界で一つだけのオリジナル楽器の完成である
このように今回はドラムのような音が出る箱の形をした楽器「カホン」の作り方について、ご紹介してきました。最初は材料を揃えるのが少し大変だったり、初めて作る方は少し大変かもしれませんが、作り方はそこまで難しくないので、是非チャレンジしてみてください。
家でドラムを叩きたいけど、叩けないという方におすすめの楽器です。持ち運びも楽ですので、是非、作ってみてくださいね。
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