顔の保湿のために、マスクを使用している方もいるのではないでしょうか?確かにマスクをしていると、肌を乾燥から守って、肌荒れを防ぐ効果がありそうです。しかし、本当に乾燥、肌荒れ対策になっているのでしょうか?今回はその疑問を解決してみたいと思います。
マスクは肌の乾燥対策に逆効果!?
マスクを着用していると、知らない間に肌の乾燥を悪化させてしまうことがあります。長時間、マスクを使用すると、マスクが肌の刺激となり、肌のバリア機能が低下します。肌のバリア機能が低下すると、肌が乾燥しやすくなったり、肌荒れを起こしやすくなります。
またマスクが触れている部分の角質が剥がれやすくなります。マスクが刺激となって、角質層にまでダメージが及ぶ可能性があります。角質層が剥がれると、やはり肌のバリア機能が低下するので、肌荒れなどの肌トラブルが生じやすくなります。
マスクの正しい使い方とは?
マスクをつけたまま寝るという方もいるかもしれませんが、NGです。肌の乾燥の予防のためにマスクを使用するのはよくありません。寝ている間に、マスクと肌が摩擦によって肌荒れ、乾燥を引き起こす原因となります。
マスクをすると、乾燥や肌荒れが起こりやすくなるので、マスクをする前後に肌を保湿するのがおすすめです。保湿を意識するだけで、マスクが原因となる乾燥と肌荒れ対策をすることができます。
またマスクはこまめに取り替えるようにしましょう。長時間同じマスクをしていると、皮脂や汗などによって、汚れます。使い捨てマスクの場合は、1回、1回違うものをつけるようにして、そうでないマスクの場合は、1回使い終わったら必ず洗濯をしてから使うことが大切です。常にマスクは清潔なものを使うようにしましょう。
乾燥肌対策で保湿マスクを選ぶポイントはコレ!
もし乾燥肌対策として、マスクを選ぶなら、マスクは通気性の良いものを選ぶのがポイントです。また肌の乾燥や肌荒れを起こさないためにも、刺激の強いアロマや香料が含まれているものは選ばない方が良いでしょう。
また顔のサイズに合っているものを選ぶことも大切です。そうするだけで、肌への刺激が少なくなります。さらにマスクのゴムの部分も、布になっているものが良いでしょう。
このように素材やサイズにこだわって、マスクは選ぶようにしましょう。
マスクを使わない乾燥対策とは?
このようにマスクで乾燥対策はできないことが分かりました。乾燥肌対策や、肌荒れ対策をしたいなら、スキンケアの見直しから始めるようにしましょう。乾燥させないような洗顔方法を取り入れたり、洗顔後の保湿もしっかりと行うようにしましょう。
保湿はセラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿成分がふんだんに配合されているような基礎化粧品を選ぶことが大切です。さらに乾燥が気になるなら、加湿器などを使うのも良いでしょう。
さらには食事を見直してみるのも良いかもしれません。特にビタミン類は、お肌にとって大切で良い成分です。積極的に摂り入れて、乾燥肌や肌荒れの対策をしていきましょう。
マスクで乾燥肌、肌荒れ対策はできる?まとめ
・マスクは乾燥肌を悪化させる可能性がある
・マスクをする前後には保湿をすることが大切
・マスクは清潔なものを使用する
・マスクは素材やサイズにこだわって選ぶ
・マスクに頼るだけでなく、基礎化粧品や食事の見直しも大切
このようにマスクで乾燥や肌荒れ対策をすることはおすすめできません。ただマスクをする場合は、症状を悪化させないためにも、サイズや素材選びにこだわってみてください。またマスクは常に清潔なものを使用することも大切です。
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