腰痛の時、電気治療を行った方もいるのではないでしょうか?電気治療を取り入れている病院も多いですよね。今回は電気治療の効果と副作用について、調べてみました。
電気治療の効果
電気治療には2つの効果があります。
(1)運動器疾患
肩こりや腰痛、椎間板ヘルニアなどに効果があります。また筋肉の過度の緊張からくる痛み、しびれなどにも効果的です。
(2)内臓疾患
自律神経系や内分泌系の疾患に効果があります。便秘や下痢、更年期障害や糖尿病、花粉症などにも効果的です。
電気治療の作用
(1)マッサージ作用
(2)温熱作用
(3)調整作用
(4)牽引作用
このように血流を改善したり、血液の循環を良くする作用があります。また固くなった筋肉をほぐして、柔らかくする効果も期待できます。
電気治療はどれくらい続ければ良い?
痛みが強い時は、毎日続けるのが良いと言われています。治療の目安ですが、その症状の程度にもよりますが、電気治療を開始してから2週間~4週間程度は続けるのが良いでしょう。
ただ診察した医師によって、その頻度は異なります。自分の症状に合わせて、上手に電気治療は利用してみてください。
電気治療に本当に効果はあるの?
電気治療をしても、なかなか効果を感じられないという方もいます。治療をした直後は、症状が良くなったように感じても、すぐに戻ってしまうという声もあります。
なかなか効果が現れない場合、電気治療が自分に合っていない可能性があります。一定期間、続けてみても効果が現れない場合には、違う治療法に変えてもらうようにしましょう。
電気治療に副作用はある?ない?
気になる副作用ですが、ないと言われています。多くの病院で取り入れられていて、薬との併用も問題ないと言われているのですね。多くのお年寄りも安心して利用しています。電気治療は腰痛だけでなく、肩こりなどにもきくので、毎日通っているという方も多いです。
妊娠中でも電気治療は可能?
妊娠している方の場合、電気が身体に悪いのでは?と思いますよね。お腹に胎児もいますし、気になって当然です。ただ安心してください。妊娠中の方でも、電気治療は安心して行うことができる治療法です。
妊婦への禁忌事項はありません。表面の筋肉に電気を流す治療法なので、薬のように副作用の心配はいりません。同様に、授乳中のお母さんでも電気治療は受けることができます。
電気治療に年齢制限はあるの?
特に年齢制限はありません。ただ子供には使用することを、推進されていません。子供の成長を阻害する恐れがあるからです。赤ちゃんなどにも使用しない方が良いでしょう。
電気治療は肩こりや腰痛などの治療がメインです。子供や赤ちゃんが治療する意義が見当たらない場合、できるだけ電気治療は利用しない方が良いでしょう。
これまで子供や赤ちゃんが電気治療を受け、何か副作用があったという事例は見当たりません。しかし何か起こった後では遅いので、電気治療は控えた方が良いでしょう。
電気治療の効果と副作用のまとめ
・電気治療には運動器疾患と内臓疾患に効果あり
・電気治療は毎日続けるのが○
・電気治療の効果が感じられないなら、違う治療法も
・副作用は一般的にはないと言われている
・妊婦でも電気治療はOK
・赤ちゃん、子供は△
電気治療は気軽に行える、肩こり、腰痛治療です。病院でも電気治療を取り入れているところは多く、副作用がなく安全な治療法なので、多くの方が利用しています。
効果覿面というわけではないのですが、毎日使用することによって、少しずつ効果が現れてくるはずです。2~4週間の継続を目安に続けてみましょう。赤ちゃんや子供への使用は、医師の指示を仰いでください。
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