最近はマツエクをする人が増えていますね。手軽にまつげを長くすることができるとあって、人気です。そのように便利で楽しい反面、病気になる危険性があることをご存知でしょうか?今回はマツエクが原因となる病気の危険性について、ご紹介します。
そもそもマツエクとは?
マツエクは「まつげエクステ」の略称です。自分のまつげ1本に、人工のまつげを1本装着していくものです。専用の接着剤を使い、人工まつげを装着していく技術です。まつげをボリュームアップできたり、長く見せることができます。
つけまつげより自然な雰囲気でまつげを盛ることができるので、ギャルだけでなく、幅広い世代の女性たちが利用しています。つけまつげは毎回、取り外す必要がありますが、マツエクはそうした必要がないのが、大きなメリットです。またメイク時間も短縮することができます。お風呂などで取れてしまう心配も要りません。
マツエクが引き起こす病気とは?
まつげの生え際には「マイボーム腺」というものがあります。このマイボーム腺が詰まってしまう病気が、マツエクをすることにより、引き起こされる可能性があります。実際この「マイボーム腺梗塞」という病気になる女性が増えています。一体、何が原因なのでしょうか?次で見ていきましょう。
マイボーム腺梗塞とは?
マツエクはまつげの根元から1~2mm程を離して、エクステを装着していきます。マツエクを長持ちさせるためには、目元をこすったり、エクステを触らないことがとても大切です。しかし、アイメイクをした際には、目元を触る必要があります。ただマツエクをしていると、マツエクを長持ちさせるために、触りたくないですよね。
そのように、アイメイクをきちんと落とさないことによって、マイボーム腺梗塞になる危険性が高まります。きちんとアイメイクを落とさないことによって、マイボーム腺が詰まってしまうのですね。マツエクをしている時には、アイメイクは控えた方が良いかもしれません。
マイボーム腺梗塞が悪化するとどうなる?
初期の段階では自覚症状がない、マイボーム腺梗塞ですが、症状が悪化すると、自然に治りにくくなります。ものもらいになってしまう危険性もあります。目の内側に白い塊ができ、目がごろごろするような違和感を感じるようになります。
さらに目が乾いたり、光を見るとしみたり、涙が出たり、目が痛くて開けにくくなるという症状が出たり、ドライアイに進行してしまうこともあります。
いずれにしても、こうした症状が見られたら、速やかに医療機関を受診することをおすすめします。
マツエクをして気を付けることは○○!
マツエクをするのは、決して悪いことではありません。メリットもたくさんありますが、マイボーム腺梗塞のような病気にならないためにも、メイクだけは少し気を付けてみましょう。最近はマスカラもお湯でオフできるタイプが販売されています。メイクをそれだけにすれば、マイボーム腺梗塞を引き起こす可能性は低くなります。
マツエクをするだけで、目元はとても華やかになります。アイシャドーやアイラインなどの目元のメイクも楽しいですが、マツエクをしたらそれだけでばっちりです。どうしてもアイメイクをきちんとした場合には、目元専用のクレンジングでよく落とすことがおすすめです。
マツエクが原因の病気についてまとめ
・マツエクが原因で「マイボーム腺梗塞」という病気になる可能性がある
・アイメイクをきちんと落とさないと「マイボーム腺梗塞」になる危険性がある
・病気が悪化すると、ドライアイに進行する可能性も
・マツエクをしたらアイメイクは控えめにする方がおすすめ
・アイメイクをした時には目元専用のクレンジングでしっかりとメイクを落とすことが大切
マツエクは楽しい反面、病気になる危険性もありました。正しい知識を持って、上手に利用してみてくださいね。
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