沖縄料理は色々ありますが、沖縄で食事をする時に感じるのが、豆腐の種類の多さです。沖縄には多々の豆腐の種類があるのですね。本土にはないような豆腐があるので、初めて見る方は驚くこともあると思います。今回はそんな奥深い、沖縄の豆腐の魅力について、お伝えします。
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沖縄の名物「豆腐」が奥深いんです
沖縄には数々の豆腐があります。島豆腐、じーまーみー豆腐、ゆし豆腐、豆腐ようなどがあります。どの豆腐もとても美味しいのですが、それぞれ特徴について、今回は調べてみました。違いについて、詳しく見ていきましょう。
沖縄の名物「豆腐」①島豆腐
豆腐といえば、水分が多いのが特徴的ですが、沖縄の島豆腐の場合、水分が少なめとなっています。作り方も本土の豆腐とは少し違います。
本土の一般的な豆腐である「木綿豆腐」は煮取り法という方法によって、作られます。まずは大豆を煮てから、絞って豆乳とおからに分けていきます。島豆腐の場合、生絞り法という方法で作られています。こちらは大豆を煮る前に絞って、豆乳とおからに分けます。豆乳を煮て、にがりを加えて作っていきます。
沖縄では、豆腐ちゃんぷるが名物ですね。そのようなちゃんぷるに合うような、少し固めの豆腐が作られたようです。この生絞り法の起源は中国で、琉球に14世紀頃に伝わったと言われています。
沖縄の名物「豆腐」②じーまーみー豆腐
沖縄の料理店などでよく出される、じーまーみー豆腐。じーまーみーというのは、落花生のことです。落花生で作られた豆腐で、甘辛いタレで食べるのが特徴的です。弾力があって、普通の豆腐とは少し違います。甘いプリンのように食べやすい豆腐です。
沖縄の名物「豆腐」③ゆし豆腐
本土では、おぼろ豆腐であったり、寄せ豆腐と呼ばれている、ゆし豆腐。にがりを入れて、固まり始めた時の豆腐のことで、とてもふわふわしています。出来立ては特に格別に美味しいのですね。ほんのりと塩味がついているので、そのまま食べても大丈夫です。
沖縄の名物「豆腐」④豆腐よう
お酒のおつまみの代表でもある、豆腐よう。島豆腐を米麹や紅麹、泡盛などによって発酵させた発酵食品です。そのため、味が濃いのが特徴的です。お店によって、味が違うので、食べ比べをしてみるのも楽しいと思います。
一番のおすすめは、じーまーみー豆腐!
じーまーみー豆腐を初めて食べた人の中には「感動した」「また食べたい」というような方も多いです。それくらい美味しくて、本土にはないような味わいです。好みは分かれるのですが、好きな方は本当に大好きになって、沖縄を後にする人もいます。
沖縄の郷土料理の中で、一番好きなのが、このじーまーみー豆腐という方も少なくはありません。お土産でも販売されているので、お土産としてはもちろんのこと、自分用に購入するという方もいます。
独特の食感が忘れられないという方もいますね。お酒のおつまみとしてはもちろんのこと、朝ごはんやおやつとしても食べることができる、じーまーみー豆腐。さらに甘辛いタレだけでなく、醤油で食べたりとバリエーションも豊富です。まだ食べたことがない方は、是非一度、お試しになって頂きたいと思います。
まとめ:沖縄の豆腐の種類とは?
・沖縄の豆腐の代表は4種類
・「島豆腐」「じーまーみー豆腐」「ゆし豆腐」「豆腐よう」
・作り方や材料が違い、それぞれに特徴がある
・一番のおすすめは、じーまーみー豆腐
このように今回は沖縄の豆腐の種類について、ご紹介してきました。どの豆腐もとても美味しいのですが、何といっても一度お試しになって頂きたいのが「じーまーみー豆腐」です。落花生でできたお豆腐で、本土ではなかなか食べることができない貴重な一品です。
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